子の作文力 高めるヒント

「苦手意識ない」新聞購読者は2倍に


秋といえば読書であり、学校での定番課題といえるのが読書感想文。いざ紙を前にすると筆が進まず、親子で頭を抱えている人も少なくないだろう。そんな人に、ぜひ伝えたい調査結果が出た。「自分の子どもは作文に苦手意識がない」と回答した新聞購読者は37.7%。それに対して非購読者は18.4%と約2倍の差がついた。親が新聞を読む中で、情報整理力や語彙(ごい)力、表現力を身につけ、それが親子のコミュニケーションの中で子どもにも広がっていっているのだろうか。親が何に対しても「やばい」などの表現を頻用していては子どもの表現力にどう影響するだろう。子どものスキルを広げるために、まずは新聞を広げてみてはどうだろうか。

 

【出典】
新聞科学研究所。2021年12月、全国ネット調査。
新聞購読者/非購読者における調査(N=2678)
※本調査では定期購読だけでなくコンビニや売店など店頭での購入も購読と定義する。

2022年9月26日公開