「1日10分で教養アップ!働くママ応援ガイド」創刊イベントを開きました!

 「育休・産休後にもしっかり働きたい」「子育て中だけど起業に興味がある」「情報収集のコツが知りたい」――。日本新聞協会は、そんなママたちの声を受けて『1日10分で教養アップ! 働くママ応援ガイド』を創刊しました!

 

 12月7日には、冊子の創刊を記念したイベントを「Startup Hub Tokyo(スタハ)」で開きました。スタハは起業を目指す人にさまざまな支援をしている、東京都の創業支援施設です。起業を検討している人なら誰でも無料で利用できるんです。

 

 

 イベント当日、会場は満員に。お子さん連れのママもたくさん来てくださいました!

 ゲストは、モデルの押切もえさん(左)、ケーキデザイナーで芸術教育士の太田さちかさん(中央)、プログラミング教育を手掛けるユーバー代表取締役の中村里香さん(右)。

 

 

 『働くママ応援ガイド』にインタビュー記事を掲載させていただいている3人です!

 司会は読売新聞社の女性向けサイト「OTEKOMACHI(大手小町)」編集長、小坂佳子記者に担当していただきました。

 今年3月に、男の子を出産された押切さん。産後2か月で復職されたそうです!出産前と変わらないスタイルはさすがです。

  太田さんと中村さんは起業経験者。起業するまでにどんな準備をされていたのでしょうか。

 

 太田さん「フランスなど海外に何度か行った経験があるのですが、海外には子どもを対象にしたワークショップが豊富にあったんですね。これを日本でもできないかなというところから、スタートしました。

 会社員の頃にはすでにやりたいことが見えていたので、仕事をしながら経理や法務のノウハウ、契約書の作り方など学びつつ、週末にボランティアでワークショップを開いたりしていました」

 

 中村さん「プログラミング教育が2020年から小学校で必修になることが決まり、自分の子どもに習わせたいなと思ったのがきっかけです。子どもたちにプログラミングを楽しく教えるだけでなく、講師の育成もしています。

 もともとはシステム業界で仕事をしていました。会社員時代にお金やノウハウを蓄積しつつ、週末を使って、ボランティアでワークショップを1年半くらいやりました。

 スタハでは中小企業診断士の先生やマーケティングのプロの先生などにアドバイスをしてもらいました。起業を考え始めてから、起業までに4年くらいはかけています」

 

 起業のための情報収集はどうされていたのでしょう?

 

 

 中村さん「市場の調査ですとか、あるいは競合他社の情報について、スピードを求めるときはウェブを活用していました。確かな情報が欲しいときは新聞を読んでいました」

 

 太田さん「新聞の時もあれば、雑誌の時もありました。海外の美術館と子どもの関係や、海外の子どもに対する現地教育のアプローチとか、そういったキーワードにアンテナを張って、メディアをどんどん読んでいました。今は、異業種に関する新聞記事が仕事のヒントになっています。

 自分のビジネスの範疇ではないマーケットが、新しいレシピ開発につながったり、事業の変化につながったりすることもあります。ヒントが新聞全体にちりばめられていて、意外かもしれないけど、それがお菓子作りのヒントになることもあります」

 

 押切さん「モデルというお仕事を通じて色んな情報を得ることもありますが、やはり一読者として新聞を活用しています。特に自分の仕事に関わるファッションの記事や、書評欄。マンションのプロデュースを8年ぐらいしているので、土地の記事も読みます。どういうものが好まれているのか、ヒットしているのかといった全体的な流れは、なんとなく感じることができます」

 

 太田さんは、9歳・6歳・5歳のお子さんのママ。仕事と育児は、どんなふうに両立されているんでしょうか。

 

 

 

 太田さん「産休育休中は一人になる時間が多くて、社会と接点がないし、人と話すこともあまりなくて。外にママ友を誘って出かけるようになると、周りが綺麗に見えて、焦りや不安もありました。在籍していた会社では部長職で産休に入ったので、そのポジションはその後どうなるのだろう、と思ったりしました。

 新聞でもママ友でもいいのですが、社会に触れていると、中立的に、客観的に自分を見られるタイミングがあるんです。そうすると少しずつ不安が抜けていって、社会とつながっていけるという実感を持てたように思います」

 

 押切さん「モデルは、仕事がぱったり無くなってもおかしくない仕事なので、特別な不安はあまりなかったです。子どもが生まれてから、子どもがなかなか寝てくれない時などに焦ることはありました。でも、なんとかなると自分に言い聞かせて、優先順位を決めて人と比べないようにしていました。

 SNSを見ると、この人こんなに輝いている、いいなと思ったりしてしまうんですけど、自分は今自分しかできないことをやっているんだと思って、目の前のことに取り組んでました。家事も完璧主義をやめました。

 もともと人に頼るのが苦手な性格だったんです。街を歩いていてどなたかが手を貸してくれようとしたとき、迷惑をかけないように遠慮していたのですが、今はありがとうございますと受け入れています。自分も楽になりますし、こんなに社会は優しいんだということが分かります」

 

 中村さんは12歳の息子さんがいらっしゃるそうです。

 

 

 中村さん「新聞のスクラップブックを息子に作らせています。1年半くらいプログラムを教えているのですが、文章を読むのをいとわないお子さんはすごく伸びるので、文章を読むことはすべての基本だと実感しています。

 うちの息子は算数が得意なはずなのに、問題の意味が分からないっていうのがあって。それで新聞記事を読んで、一文にまとめる練習を毎日させています。記事は息子の好きそうなものを私がピックアップして。スクラップブックを見返すと息子がたくさん書いてあるところもあれば、書いていないとこともあって、この頃にはこうだったみたいな、ちょっとした記念にもなります」

 

 太田さんもお子さんと新聞を読んでいるそうです!

 

 太田さん「私自身が子どもの時に子ども向けの英字新聞を読んでいて、海外のレシピとか、切り抜いて取っていたんです。海外の風みたいなものを感じて、すごく憧れていました。それで今も、自分の家庭で取っています。

 毎朝、子どもたちが何となく4コマ漫画から読み始めて、開いて読んでいたりするんですね。スマホやタブレットだと一対一になってしまって、その子が何見ているか分からないのですが、新聞だと子どもたちが3人で頭をくっつけて、今何読んでるのかなって分かるので、同じテーマでお話が出来るんです。

 しかも毎日届くので、毎日違う話題ができるんです。日本全国の記者が書いてくれる新鮮な記事が毎日届くなんて、すごくぜいたくだなと思います」

 

 押切さん「私はデジタルで読んでいるのですが、今皆さんのお話を聞いて、紙の新聞もいいな、購読してみようかなと思いました。読む時間がないという方もいらっしゃると思うんですけど」

 

 小坂さん「新聞は一覧性があるので、関心の無い記事も見出しが目に入る、自然に入る。そこがなかなかスマホのサイズでは体感できないことかなと思っています。新聞を早く読むコツを聞かれることがありますが、読むと言うより“見る”ことがコツです。

 一面から気になったものだけ読む。読み終わったらビリビリにして遊んでいただけたら。あと、お絵かきの下に引いてもらってもいいと思います」

 

 

 皆さん、貴重なお話、本当にありがとうございました!

 『1日10分で教養アップ!働くママ応援ガイド』はスタハに配架しているほか、東京都内の保活窓口やマザーズハローワーク、図書館、児童館などの一部で配布しています。

 近所にないという方は、日本新聞協会までご連絡ください!

(メール:kikaku@pressnet.or.jp)

  試しに新聞を読んでみたい!という方は、https://np-labo.com/subscriptionを参考にしてみてくださいね。

  最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

   2018年12月14日公開

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