仕事のモチベーションを高めるために知っておきたい三つの心掛けと二つの具体策

仕事のモチベーションを高めるために知っておきたい三つの心掛けと二つの具体策
キャリア応援2025年02月26日
仕事のモチベーションを高めるために知っておきたい三つの心掛けと二つの具体策

「仕事のやる気が出ない」「仕事に身が入らない」。そんな時、どうすればモチベーションを高められるのか、JTBコミュニケーションデザインでワーク・モチベーション研究所所長を務める菊入みゆきさんが解説します。九つの「やる気のもと」、三つの「必要な心掛け」、二つの「具体策」。記事の中で詳しく紹介します。モチベーションアップに役立つ新聞活用法もお伝えします。

モチベーションとは「行動を引き起こすエネルギー」

―― まずは「モチベーション」の定義について教えてください。

JTBコミュニケーションデザイン ワーク・モチベーション研究所所長菊入 みゆき(きくいり・みゆき)さんJTBコミュニケーションデザイン ワーク・モチベーション研究所所長
菊入 みゆき(きくいり・みゆき)さん

モチベーションは「個人が行動を起こすときに感じるエネルギー」と定義でき、その行動の強さや継続性、方向性を決めるものです。

モチベーションは欧米で長く研究されてきた歴史があり、仕事だけでなく勉強や学びに対してもモチベーションという言葉を使います。

―― モチベーションがあるからこそ行動が起きる、という順番なんですね。

その通りです。逆に「やる気が出ない」「何かをする気になれない」という状態は、学術的には「amotivation(アモチベーション)」と言われます。これは、モチベーションというエネルギーが全くない状態、つまり行動が起きない状態のことを指します。

仮に嫌々であっても、何かしら行動を起こしているということは、そこにはモチベーションがある状態と言えます。また、もともと持っている個人の価値観や動機だけでなく、人からの影響や周りの刺激によってもモチベーションや行動は変化します。

モチベーションはQWL(Quality of Working Life)を高める

―― 仕事をする上で、なぜモチベーションが重要となるのでしょうか?

ビジネスの現場では一般的に、モチベーションが高いほど大きな成果につながりやすいと言われています。

また、QOL(Quality of Life=生活の質)の概念をさらに細分化したものに「QWL(Quality of Working Life=勤労生活の質)」という概念があります。質の高い職業生活を送るには、適度なモチベーションが必要です。つまりモチベーションが適切に維持できていれば、人生の質を高めることにもつながると言えるでしょう。

適度なやる気を持って仕事に取り組むことで成果につながると、周囲からの評価や自己肯定感にも影響します。仕事の質を向上させることは、結果的に人生全体の充実感や満足度を高めることにつながります。そのため、モチベーションを適度に持つことは、キャリアの成功だけでなく、自分の成長や日々の充実感を得られるなど、個人的な利益にもつながります。

モチベーションは「個人が行動を起こすときに感じるエネルギー」

九つの「モチベータ」が仕事のやる気を左右する

5人に1人が「仕事の量・報酬に不満」社会人300人アンケート

社会人は仕事に対するモチベーションをどのように感じているのでしょうか。新聞科学研究所は、20〜30代の社会人300人に仕事のモチベーションに関するアンケートをしました。

仕事に対するモチベーションが「非常に高い」「まあまあ高い」と答えた人は合わせて49.3%

アンケートで、仕事に対するモチベーションが「非常に高い」「まあまあ高い」と答えた人は合わせて49.3%。「あまり高くない」が41.0%でした。1割程度の人が「できれば休職・転職をしたいと思うほど低い」と感じていることも見えました。

仕事のモチベーションが上がらない主な理由は「正当な評価・報酬を得られていない」

仕事のモチベーションが上がらない理由を尋ねると「正当な評価・報酬を得られていない(22.0%)」「仕事に変化がなくマンネリ化している(21.3%)」との回答が上位に挙がりました。業務量の多さや職場の人間関係が原因だとする声もあり、人によりさまざまな要因を感じていることが分かります。

ここからは、仕事のモチベーションが上がらないときに考えられる原因について、菊入さんに聞きます。

九つのモチベータが仕事のモチベーションの上下に影響する

―― 仕事のモチベーションが上がらない理由については、さまざまな声がアンケートで寄せられています。菊入さんはモチベーションに影響する要素についてどのように分析されていますか。

仕事のモチベーションが上がらない原因は多岐にわたり、また各要素が複合的に作用するため、一概に原因を挙げることはできません。私たちJTBコミュニケーションデザインが提供している「『やる気』分析システムMSQ(Motivation of Status Quo)」では、モチベーションとなる九つの「モチベータ(やる気のもと)」を挙げてモチベーション・モデルを提示しています。

仕事のモチベータは外発的なものと内発的なものに分けられる

これら九つのモチベータが仕事のモチベーションの上下に影響する原因となり得ますが、どの要素が強く作用するかは、人によって異なります。

仕事のモチベータは、大きく「外からの刺激である外発的なもの」と「自分の中にある内発的なもの」の二つに分けられます。そのため、仕事へのモチベーションが上がらない原因を具体的に知るには、まずは外発的な要因と内発的な要因を整理し、自分がどのような指向性を持っているかを把握していくことが大切です。

周囲からの評価や適切な待遇を得られているか

外発的要因には、仕事に対して正当に評価されていない、見合った報酬を得られていないといった状況が挙げられます。

このように正当な評価・報酬を得られていないことがモチベーションの低下につながっている人は「期待・評価」、つまり他者認知指向の割合が大きいかもしれません。「期待・評価」とは、職場で上司や周囲から寄せられる期待・信頼・評価への指向性です。肯定的であればモチベーションが高まりますが、否定的な場合はモチベーションを下げる要因となります。

自分のスキルや成績が上がっているのに昇給率が低い、他社は賃金が上がっているのに自社はその動きがないといった不満が出てくると「給料のために働く」という一つの外発的な動機づけが薄れてしまいます。

相対的にその会社に在籍する魅力が薄れてくると、外発的モチベーションが下がりやすくなると言えるでしょう。

適性を感じられるか、達成感があるか

―― 内発的な要因には、具体的にどのようなことが考えられますか?

仕事にある程度慣れてきて、達成感や面白みを感じづらくなってくるとモチベーションが上がりにくくなります。このような場合は「適職」や「自己表現」「環境適応」などが関係する可能性があります。「適職」は仕事が好きで自分に合っているか、「自己表現」は自分の強みや個性を生かせるか、「環境適応」は困難や障害を乗り越えて対応できるかに指向性があり、それぞれがモチベーションに影響します。

また、自分ではスキルアップしたと思っているのに、仕事のレベルが見合っていないと感じるギャップもモチベーションが下がる要因になります。与えられている仕事に労力を費やす意味を見失うと仕事がつまらなくなってしまいます。以前よりミスが増え「自分は仕事ができないのではないか」と感じてしまうことも、仕事への適性感を下げてしまいます。もともと持っていた仕事への前向きな想いが薄れてくると、内発的なモチベーションが低下してしまうのです。

このような場合、より大きな仕事を任されたり、後輩へ指導する立場になったりして新たな目標や成長の機会が得られると達成感も得られるようになります。

関連記事:“仕事ができない人”はどうすればいい?四つの特徴と打開策を人事アドバイザーが紹介

仕事のモチベーションを高めるための心掛け三つ

仕事のモチベーションを高めるためには、「自分のやる気の度合いによって成果が変わる」という前提を意識しておくことが大切

―― 仕事のモチベーションを高めるためには、どのような意識や心掛けが必要でしょうか?

「自分のやる気の度合いによって成果が変わる」という前提を意識しておくことが大切です。その上で、自身のモチベーションが高まる条件などを探っていくと良いでしょう。

自分のモチベーションが高まる条件を知る

―― モチベーションが高まる条件は、人によって異なるのでしょうか?

はい、基本的に異なります。「九つのモチベータ(やる気のもと)」をご紹介した通り、モチベーションが上がる要因には、仕事の達成感や目標へのコミットメント(目標に自分が結びついている感覚)、成長意欲、ビジョンを実現したいという思いなど、さまざまなものが考えられます。

どのような場合に自分のモチベーションが高まるのか、自身の特徴や指向性を知ることで「モチベーションを高めるためにどう行動すれば良いか」も見えるようになるでしょう。

また、先ほどお話しした通り、モチベーションには、外発的要因と内発的要因が複合的に作用します。例えば給与や待遇が良くなり外発的要因がプラスになったとしても、モチベーションが高まるとは限りません。自分自身を多角的に見つめ、自分のモチベーションが高まる条件を探る必要があるでしょう。

「仕事に全力で取り組む時期」と「考える時期」の二つを意識する

―― 他に心掛けておいた方が良いことはありますか?

仕事には「仕事に全力で取り組む時期」と「考える時期」の二つがあることを意識してほしいですね。

前者は、目の前の仕事をとにかく一生懸命やる時期です。

対して「考える時期」とは、立ち止まって自身を振り返る時期です。一生懸命仕事に向き合う中で、ふと思い悩むようなことがあった時は、思考や行動の振り返りや自己分析が大切です。その中で「自分はこのような目標がある時にやる気が出ていたな」「多くの人と交流することでやる気が刺激されるな」など自分の特徴が分かってきます。上司や先輩、同僚など周囲の人に話を聞くのも参考になりますよ。

―― 振り返ることで自身の特徴が分かり、モチベーションを高く保てるようになるということですね。

その通りです。振り返ったら、また全力で仕事に取り組む。そうすると、いずれまた考える時期が訪れるはずです。この「仕事に全力で取り組む時期」と「考える時期」を繰り返すことで、モチベーションの成熟度が高まり、高い状態を維持することにもつながります。

仕事への意識を見直す

また、今の仕事の意義を把握して、その仕事に対する意識を見直すことも大切です。自分が望んでいない仕事であっても、そこにどのような意味があるのかを理解することでモチベーションを高めることができます。

例えば、入社後に営業職を希望していたものの、営業事務職に配属された人がいました。希望の配属先ではなかったことに落ち込んでいましたが、上司から「営業事務を分かっている方が営業職で活躍できる」という話を聞き、一生懸命仕事に打ち込んだそうです。その人は営業職に異動した後、営業事務経験が強みとなり「当時の上司の話は本当だった」と気づいたとのことでした。

―― 仕事の意味づけができることで、モチベーション高く取り組めるようになったということですね。

そうですね。今の仕事が嫌だったとしても、自分の中で何らかの意味付けができれば前向きになれるはずです。仕事が価値あるものに感じられて、1日の過ごし方やモチベーションも変わってくるのではないでしょうか。

仕事のモチベーションを高める具体的な方法二つ

社会人300人アンケートで、仕事のモチベーションを高めるために実践していることを尋ねました。

モチベーション向上策「リフレッシュ」が7割|社会人300人アンケート

モチベーション向上策「リフレッシュ」が7割

最も多くの人が挙げたのは「リフレッシュする時間を作る(69.3%)」です。次いで多かった回答は「プライベートを充実させてメリハリをつける(29.7%)」でした。仕事とプライベートをうまく切り替えて、心身ともに健やかに過ごそうとしている人が多いようです。3位以降は「定期的に運動をする」「自分で目標を設定する」「スキルアップに向けて勉強する」でした。

これ以外にも効果的な方法はあるのでしょうか。菊入さんに聞きました。

自分よりモチベーションが高い人と話す

―― ここまでで、モチベーションを高めるための心掛けについてよく分かりました。次に、モチベーションを高める具体的な方法を教えてください。

モチベーションは、人から人へ伝播します。やる気のある人の話を聞いたり、一緒に過ごしたりすることで、自分のモチベーションも自然と高まります。

重要なのは「自分よりも少しモチベーションが高い人」から刺激をもらうことです。例えば、自分と同じ立場やスキルを持っていて、積極的に仕事をしている人を選ぶと良いでしょう。ただし、モチベーションに差がありすぎると「自分にはそこまでできない」と感じ、かえってやる気を刺激されにくくなります。そのため、「自分より少し高いレベル」の人を観察したり、話を聞いたりすることがポイントです。モチベーションを高めるヒントが得られるはずです。

知識とスキルを身につけ自己効力感を高める

仕事に直結する知識やスキルを高めることは、自己効力感(セルフ・エフィカシー)を高めることにつながります。自己効力感とは「自分はこの仕事の目標を達成できる」という見通しのことです。

新しい仕事や困難に立ち向かう際も、知識やスキルがあれば「こうすれば乗り越えられるはず」「達成できるはず」という見通しができます。成功体験が増えればモチベーションも高まり、行動につながっていくでしょう。そのため、もともと持っている能力だけでなく、自分の中に知識やスキルを積み上げ、高めていくことが重要です。

成功体験を積み重ねていくと、よりさまざまなものに対して自己効力感を持てるようになり、自分への信頼や自信が生まれモチベーション向上につながります。

仕事のモチベーションを高める意識や心掛け、具体的な方法

新しい知識や情報のインプットに最適なのが「新聞」

―― モチベーション向上につながる自己効力感を高めるためには、新しい知識やスキルを身につけることが必要とのことですが、具体的にどのような方法がありますか?

新しい知識やスキルを得るには、OJT(On the Job Training=日常業務を通じた訓練)や上司や先輩から直接教わることが有効です。また自分一人で取り組める方法として、新聞の活用もおすすめです。

考察しながら読むことで分析力や批判的思考力がつく

―― なぜ新聞がおすすめなのでしょうか?

第一に、新聞を読むことで多様な情報に触れられるためです。新聞の記事は取材に基づいており、他の媒体が発信するネットニュースと比べて信頼性が高い情報が得られるのが大きな魅力です。漫然と読むのではなく、自分なりの考察を加えながら読み進めることで、分析力や批判的思考力が鍛えられます。

考察しながら新聞を読むことで「事実」と「意見」を見極められるようになり、自分自身の判断基準を養えます。正確な事実に基づいて判断できるようになると、自分の判断に自信が持てるようになり、自己効力感を高めることにもつながるでしょう。

また、新聞を継続して読んで気になったニュースのその後の展開を追ったり、異なる銘柄の新聞やネットニュースと比較したりすることも大切です。これを習慣にすることで、一つの事象を多角的な視点で捉える力が養われ、情報収集の質や洞察力が向上します。より深い知識を得られるようになります。

関連記事:多角的な視点の身につけ方を専門家が解説|就活・キャリア形成に役立つメリットも紹介

―― 継続して新聞に触れることで、より知識やスキルを高めていけるということですね。

そうですね。私は大学で授業をする際、学生たちに「自分で選んだ新聞記事やニュースを紹介し、その考察を述べる」という課題を出しています。 最初は新聞に不慣れな学生も、回数を重ねるうちに次第にスムーズにできるようになっていきます。

ネットニュースを中心に情報を集めていた学生も、新聞が情報源になっているケースが多いことに気づくようになります。そうした気づきを通じて、新聞が提供する一次情報の重要性を理解し、情報リテラシーが身についていくのは非常に良い点だと感じています。

関連記事:メディア情報リテラシーとは? 身につけるべき理由や身につけ方を専門家が解説

新聞の多彩な記事がモチベーションを刺激する

―― モチベーションを高めるという観点では、新聞にはどのような効果が期待できますか?

新聞には、時事問題だけでなく、人物伝やインタビュー記事など、多様な内容が掲載されています。前述したように、モチベーションは人から人へ伝播します。新聞で自分と似た境遇の人の体験談や、あこがれの人物の考え方を知ることで、モチベーションが刺激されることもあるでしょう。私自身も、人物に焦点を当てた新聞記事を読んで、刺激を受けることがあります。

このように、新聞は知識やスキルアップに役立つだけでなく、モチベーションを高める情報に出合えるという点も、大きな魅力ではないでしょうか。

新聞の多彩な記事がモチベーションを刺激し、分析力や批判的思考力がつく

新聞がモチベーションアップにつながる理由|社会人300人アンケートから

社会人300人アンケートでは、仕事へのモチベーションを高める方法として、19.3%の人が新聞が効果的だと感じていることが分かりました。理由として次のような回答が挙げられました。

  • 新聞には自分では思いつかない仕事のやり方や考え方が載っているので、それが新たな目標や仕事のやり方の参考になる。新たなやる気を生み出してくれる。
  • いろいろな人の活躍を見ることで「自分も挑戦してみよう」と思える。また、仕事が多くの人に役立っていることを知り、仕事の意義を再確認できるため。
  • 新聞を読むことで、業界や社会の最新情報を知ることができる。自分の知識が広がると「仕事に役立てられる」「自分は状況を把握できている」という自己肯定感が高まる。
  • 社会、経済、政治など、幅広い分野の最新ニュースを網羅しているので世の中の動きを把握でき、自分の仕事が社会の中でどのような役割を果たしているのかを理解しやすい。
  • 「自分では思いつかない考え方が参考になり、やる気が出る」「自分の仕事の社会的役割を確認できる」など、新聞のメリットを多くの人が感じているようです。

ここからは、新聞の効果的な読み方について菊入さんに聞きます。

新聞の効果的な読み方|紙面はブラウジング・デジタル版はキーワード検索

―― モチベーションを高める上で、おすすめの新聞の読み方があれば教えてください。

まずは自分の仕事に関連する記事を押さえることが重要です。

紙の新聞の効果的な読み方としては「ブラウジング」をおすすめします。新聞に不慣れな場合、最初から全ての記事に目を通すのはなかなか容易なことではありません。見出しだけにざっと目を通す「ブラウジング」から始めるのが良いでしょう。ブラウジングで面白そうな記事を見つけたら、次はじっくり読んでみましょう。

デジタル版の新聞であれば、キーワード検索を活用するのがおすすめです。自分がいる業界や担当する業務に関する単語を入力すると関連記事がリストアップされ、頭に入れておくべき最新動向や業務上の判断に役立つ情報を収集できます。

新聞の紙面はブラウジング、デジタル版はキーワード検索が有効

新しい知識やスキルを身につけ、仕事へのモチベーションを日々高めよう

今回は「仕事へのモチベーション」をテーマに、ワーク・モチベーション研究所所長の菊入みゆきさんに話を聞きました。モチベーションは仕事の成果に直結するだけでなく、人生の質を高める上でも重要なポイントです。

モチベーションを左右する要因には外発的要因と内発的要因がありますが、どの要因が大きく影響するかは個人によって異なります。まずはどのような条件下でモチベーションが変動するのか、自己分析することが大切です。

また、知識とスキルを身につけ、モチベーションにつながる自己効力感を高めることも意識したい点です。職場の上司や先輩から教えを受けることも有用ですが、自分一人で実践できる方法として新聞を読むことも効果的です。

新聞で仕事に関連する情報を得ることは知識を吸収できるだけでなく、多角的に物事を捉える力や、批判的思考力の向上に役立ちます。正確な事実に基づいて判断ができるようになり、自分の判断に自信が持てるようになるでしょう。

新聞をうまく活用しながら、仕事へのモチベーションを高める工夫をしましょう。

新しい知識やスキルを身につけ、仕事へのモチベーションを日々高めようJTBコミュニケーションデザイン ワーク・モチベーション研究所所長
菊入 みゆき(きくいり・みゆき)さん

筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程修了(博士)。専門は生涯発達科学。2015年4月から明星大学特任教授。JTBモチベーションズ(現JTBコミュニケーションデザイン)設立時からモチベーション研究、調査、商品企画に携わり、内発的動機付けの促進、キャリアとモチベーション、組織におけるモチベーションの伝播などの研究に注力してきた。

<アンケート調査の概要>
【調査主体】新聞科学研究所
【調査手法】インターネットアンケート
【調査対象】20、30代の会社員・フリーランス・アルバイト・フリーターの人
【調査期間】2025年1月9日~14日
【回答者数】300人