聞く力 伸ばす新聞

理解力への自信

新聞購読者が14ポイント上回る


 仕事は、ほぼ、聞くことから始まる。上司の指示、お客さんの声、取引先の要望。それだけ重要な「聞く力」について、聞き逃せない調査結果が出た。「物事を理解する力に自信がある」と回答した割合は、購読者で60.0%、非購読者で46.2%。約14ポイントの差がついた。新聞には政治家から小学生まで、あらゆる人の声が載る。一読するだけで、数十、数百人の話を聞くようなものだとすれば、理解力が鍛えられるのかもしれない。特に若手社会人は、先輩たちの背中を追うために、まず活字を追ってみるのもおすすめだ。

 

【出典】
新聞科学研究所。2019年12月、全国ネット調査。
新聞購読者/非購読者における調査(N=3090)
※本調査では定期購読だけでなくコンビニや売店など店頭での購入も購読と定義する。

2020年4月16日公開