子どもがたくましく育つために、いろいろな経験をしてほしいと思うのは、子育て中のママ・パパ誰もが思うことです。習い事は子どもの可能性を広げる手段の一つ。でも、「子どもにどんな習い事をさせたらいいの?」「いつから通わせたらいいの?」と迷うこと、きっとありますよね。
そこで今回は、同じ悩みを持つママ・パパと一緒に「失敗しない習い事選びのコツ」を探ってみました。さらに、小学生の親300人に聞いたアンケート結果から、人気の習い事や親目線の悩みを大公開。ママ・パパのリアルな声から、子どもにぴったりの習い事を選ぶヒントが見つかるはずです。後半は、教育のプロが子どもに合った習い事を見つける3つのコツを解説します。
目次
データで見る子どもの習い事事情
厚生労働省が2019年に実施した調査によると、小学3年生の87.7%が習い事をしています。では、習い事は具体的にいつ、どのようなきっかけで始めたのでしょうか。
実際に子どもに習い事をさせているママ・パパ300人に実施した独自のアンケートによると、46.0%が3〜5歳の間に習い事に通わせ始めたと回答。10歳までに習い事に通わせ始めた家庭は全体の約9割に上りました。
3~5歳までに始めた家庭が約半数|きっかけは子どもの「やってみたい!」「体力づくり」
次に、習い事を始めたきっかけを聞くと、58.0%が「子どもがやってみたいと言ったから」と回答しました。「体力づくりをさせたかったから」が46.0%、「子どもの興味・関心を広げたいから」が41.0%と続きます。
アンケート結果からは、子どものチャレンジ精神が芽生えたタイミングを見計らい、子どもの意向を尊重して習い事をさせている家庭が多いことがわかりました。習い事を通して子どもの可能性を広げたいと考えるママ・パパも多いようです。
小学生のママ・パパ300人に聞いた!子どもの習い事ランキング
子どもの可能性を広げるために習い事をさせたいと思っていても、どんな習い事を選べばいいのか頭を悩ませる人も多いはず。子どもに身につけてほしいスキルや能力を考えると、選択肢はさらに広がります。ここでは、小学生のママ・パパ300人に聞いた人気の習い事をランキング形式で紹介します。
男の子の習い事|1位は水泳、2位公文、3位英会話
男の子の1位は水泳(50.7%)でした。2位に入った学習塾(公文)は、男の子が30.4%に対して女の子は5位(20.4%)という結果になりました。
女の子の習い事|1位は水泳、2位ピアノ・エレクトーン、3位英会話
女子の1位も水泳(51.3%)でした。男子も女子も、水泳を習わせている家庭が最も多いことがわかります。さらに、英会話も男女共に人気で、性別関係なくおすすめできる習い事のようです。一方で、ピアノやエレクトーンは女子に人気があり、男女で約30ポイントの開きがありました。
ママ・パパと一緒に考える習い事に通わせるメリット・デメリット
いざ、子どもに習い事をさせようとしても、気になるのがその効果です。「そもそも習い事に通わせる意味はある?」「子どもの能力を伸ばす上で、習い事は本当に必要?」と思う人もいるのではないでしょうか。
習い事を続けると子どもに自信がつく
小学生のママ・パパ300人へのアンケートでは、習い事による子どもの変化として「好きなこと・得意なことができた」「自信がついた」「社交的になった・友人が増えた」といった喜びの声が聞かれます。さらに「子どもの集中力が高まった」「学習の習慣づくりに役立っている」という声も。これらは、習い事が子どもにプラスの影響を与えることを示しています。
ママ・パパは習い事に通う子どもの成長をどのように感じているのか聞いてみました。
池浦さん:サッカースクールに通う7歳の長女は何事にも根気強く取り組むようになりました。チーム一丸となって臨んだ試合で優勝した経験が自信となり、学校の運動会や勉強でも、目標に向けて努力を重ねています。相性の良いコーチとの出会いも子どもの素質を伸ばすきっかけになったのかもしれません。
河合さん:他の子より熱中できるものを持っていることが学校生活にも良い影響を与えていると感じます。4年間水泳を続けている長女は、学校でも夏に水泳の授業が始まるとイキイキしています。
畠中さん:子どもが楽しそうに習い事に行く姿を見ると、子どもに合った習い事を選べたのかなと感じます。2歳の頃からソファーで飛んだり、ベッドででんぐり返しをしたりするのが好きだったので、娘を体操教室に通わせました。体験レッスンから今もずっと楽しそうに取り組んでいます。
中井さん:4歳の長男はスイミングに通わせています。たまに「行きたくない」と言う時もありますが、休むことなく根気強く通っています。
送り迎え、家計への負担は共通の悩み|月謝「1万円以上」が4割
一方、習い事にまつわる悩みもあるようです。アンケートでは、「親の送り迎え・サポートが負担になる」と回答した人が58.7%、49.0%が習い事の家計負担に悩んでいると回答しました。
習い事による家計負担。実際にどのくらいあるのでしょうか。子どもの習い事にかかる月額費用を聞いたところ、1万円以上と回答した家庭が42.4%を占めました。
習い事の悩みについても、ママ・パパに聞いてみました。
木村さん:長男が小学1年生の時、週に3回程そろばん教室に通わせていました。ある時、息子がそろばんを床に投げつけて「もうやめさせてほしい」と言ってきたことがありました。結局、そろばん教室はやめさせました。当時は「無理させ過ぎたかな」「失敗だったかな」と深く悩んでしまいましたね・・・。
鈴木さん:私は子どもが習い事で成長している実感がなかなか得られませんでした。長男には6歳の時から約1年半、スポーツ教室に通わせました。子どもは楽しそうに通っていましたが、子どもの能力を伸ばす意味では、親として少し物足りなかったような気がします。お金を払う以上、習い事で成長していく子どもの姿を期待してしまいますよね・・・。
吉田さん子どもの年齢が上がるにつれ、月謝も高くなります。お金とサポートする時間がかかることが一番の悩みです。親としては、子どもにもっといろいろな経験をさせてあげたいと思いますが、お金や親がサポートできる時間にはどうしても限りがありますからね・・・。
池浦さん:わが家も子どもが4人いるので、経済的な負担が特に大きく感じます。それぞれが成長して4人共習い事に通わせた場合の支出を考えると、ためらってしまいます。ただ、習い事は家庭や学校ではできない経験をさせてあげる場所だと思っているんです。上の子2人はサッカーとハンドボールをしていますが、チーム競技でしかできない経験ができていると思います。「お金を払うことでしか得られない経験かどうか」を基準に習い事を選ぶのは1つの考え方だと思います。
習い事は「学校では得られない経験の場」「子どもの世界広がる」
「お金を払うことでしか得られない経験かどうか」を基準に習い事を選ぶという話がありました。他のママ・パパは、どのような点を意識して習い事を選んでいるのでしょうか。
河合さん:子どもが関わるコミュニティーを増やせそうかどうかも大切だと感じています。長女が通っているスイミングスクールでは、他の小学校の子どもたちと触れ合う機会がたくさんあります。学校が違えば、ルールや考え方も違うので、学校生活だけでは得られない刺激があり、子どもの世界も広がったと思います。また、家庭の方針として、本人が「やりたい」と言った習い事をさせていますが、5歳の長男はまだ強い関心を示す分野が見つかりません。小学生になれば見聞きすることや社会との関わりも増えてくるので、何かしら興味を持つものが見つかるのではないかと思っています。
中井さん:水泳だけでなく別の教室にも通わせて、子どもの感情表現が豊かな子に育ってほしいですね。例えば、ドラムやダンスなど全身を使って自分を表現する機会を増やせる習い事に通わせたいと思っています。何かの楽器を習わせて、いつか子どもたちと一緒にバンドを組んでみたいです。
教育のプロが教える習い事を選ぶ時に大切な3つのポイント
実際のところ、どのような点を意識して習い事を選べばよいのでしょうか。ここからは習い事の上手な選び方について、教育ジャーナリストの加藤紀子さんに教えてもらいます。
①子どもの「好き」を優先する
上手な習い事選びには、押さえておくとよい3つのポイントがあります。
まずは、子どもの好きなことや興味関心が向くことを大切にして考えてください。子どもの「楽しい!」や「上手になりたい!」という気持ちは、継続してチャレンジする大きなモチベーションになります。そのためには、子どもが前向きに取り組める習い事を選ぶことが第一歩です。
お金を払うのは親ですから、どうしても「あれをやらせたい」「これが向いていると思う」となりがちです。決して無理強いをせず、子どもの気持ちを尊重しながらベストな選択ができるようにしたいですね。
②子どもの性格に合うスクール・先生を選ぶ
子どもの好きなことや興味のある分野を見定めた後は、子どもの得意を伸ばすためにも、子どもの性格に合うスクールや先生を選ぶといいですね。良い指導者との出会いが子どものやる気にスイッチを入れ、能力を大きく伸ばすことになるからです。習い事を始める前に体験レッスンが受けられる場合は、子どもが先生から楽しそうに学んでいるか、指導法が子どもに合うかどうかをよく観察してあげてください。
必ずしも、習い事中の様子を親が見学できるわけではありません。帰宅中や夕飯の時などに「今日は何を教わったの?」「楽しくできた?」と子どもとコミュニケーションをとることが大切です。
③目標を決める
習い事に慣れてきたら、目標を決めることをおすすめします。例えば「○級が取れるまでは続ける」「25mをクロールで泳げるようになる」といった目に見える成果や、「○年生の発表会までは頑張る」「○年は続ける」のように期間を目標とすることもできるでしょう。
大人と同じように、子どもも目標があるからこそ頑張る力がみなぎります。目標を達成するまでやり抜いた経験は子どもの自信にもつながるんです。
もし最初に掲げた目標を達成したなら、次の目標を設定してまた頑張るのか、それともやめて新しいことにチャレンジするのかを親子で一緒にしっかり考えましょう。子どもの成長と周りの環境の変化に応じて、習い事を選んでほしいと思います。
子どもの「好き」を知るために重要な親子のコミュニケーション
―― 加藤さんに、習い事を上手に選ぶための3つのポイントを教えていただきました。1つ目のポイントに挙げられた「子どもの好きなこと」を知るために、日頃から心掛けておくべきことはありますか。
まずは子どものことをしっかり観察し、好きなことや得意なことを理解することが大切です。何をしている時に子どもがわくわくしているのか、熱中しているのか。子どもがよくやっている行動から「好き」を探してみます。子どもが一度もやったことのないことを経験させるのもよいでしょう。そのためには、習い事以外の時間を親子でどう過ごすかがポイントです。子どもの成長や関心が向くことへの変化を見逃さないためにも、普段から親子で積極的にコミュニケーションをとることが大切です。
―― 子どもと一緒に何かをする、共通の話題を持つといった点を心掛けているママ・パパが多いようです。子どもとのコミュニケーションについて、加藤さんからアドバイスはありますか。
子どもが好きなことへの知識を深めるだけでなく、多方面にアンテナを張って、話題の引き出しを増やしておくことも大切です。子どもの好きなものから話題を広げていくと、子どもの好奇心がかき立てられ、知識や思考力を伸ばすことにもつながります。
新聞は子どもの「好き」を知り、親子のコミュニケーションを増やすためのおすすめツール
―― 子どもの好きな事を知るための方法には何があるでしょうか。
子どもが好きなことへの知識を深め、話題の引き出しを増やすためには、親が本や新聞を読む習慣を持つとよいでしょう。特に、新聞は新しい物事を知るきっかけになるだけでなく、子どもとの会話をどう広げるかを考える上でも参考になります。親自身が知識を持っていないと、子どもには説明できません。例えば、サッカーが好きな子には、海外の有名選手の生い立ちを切り口に近頃の国際情勢について説明してあげたり、一緒に考えてみたりすることができますよね。
―― 子どもにも理解できるようにわかりやすく説明するとなると、何だか難しそうな気もします。
実は、中高生や小学生向けの新聞を大人が読むのも効果的です。子ども向け新聞は国内外の出来事や科学、歴史、文化などの幅広い話題を子どもにもわかるようにかみ砕いた表現で解説しています。大人がそれを読めば、子どもにわかりやすく説明するための語彙(ごい)や表現、伝え方を磨けるんです。
その上で、新聞で取り上げられているトピックについて親子で話し合ってみてください。親子のコミュニケーションの中で培われる語彙や表現力は、子どもが自分の気持ちや考えを言語化する力を伸ばし、子どもの感情表現を豊かにします。
親子の会話に新聞|おすすめは「新聞記事クイズ」
―― 親子の会話に新聞を取り入れるための具体的な方法を教えてください。
例えば、新聞記事の内容からクイズを出すのがおすすめです。記事を読むことで読解力が向上し、クイズの答えを考えることで思考力が身につきます。
さらに、読んだ記事を題材に親子で話し合うと、親子のコミュニケーションが自然と増え、子どもの語彙や表現力が磨かれます。1日10分あれば取り組めるので、食事の時間などをうまく活用しながら習慣化できるとよいでしょう。
寝る前に新聞を読み聞かせるのも効果的です。「読んでみたいところはある?」と問い掛けながら、親子で一緒に新聞をめくり、子どもが目に留めた記事を読み聞かせてみましょう。子どもが注目する記事や「読んでほしい」と言うテーマから、子どもの興味関心を知ることができます。
子どもが気に入った記事をいつでも読み返せるよう、ノートに貼って残すのもおすすめです。記事と共に感想を書く習慣を付ければ、表現力の向上にもつながるでしょう。
親子で1週間、新聞を読んでみた!
習い事に悩むママ・パパに、実際に新聞の無料試し読みを1週間体験してもらいました。加藤さんのアドバイス通り、子どもの「好き」を知るツールや親子の会話を深めるきっかけになったのでしょうか。
「子どもの関心の幅がグッと広がった」
―― 親子で新聞に触れてみて、新聞が習い事選びに役立つと感じたポイントがあれば教えてください。
鈴木さん:息子と学校に行く前に新聞を読むようにしました。子どもがこれまでは話題にも出なかった世界情勢の話をするようになり、子どもの関心の幅がグッと広がったように感じました。息子は歴史に興味を持ち、学校で歴史の授業が始まるのを心待ちにしている様子だったので、小学生に歴史を教える塾がないか実際に調べてみました。
池浦さん:文字が読める娘2人と一緒に毎日夕方に新聞を読む時間をとりました。子どもたちは興味を持った記事を音読し、私から記事に関するクイズを出して遊びました。普段知る機会のないことに触れられて楽しそうにする子どもたちの姿を見ると、新聞は楽しみながら活字に触れられ、好奇心も広げられる良いツールだと感じました。中でも、長女がファッションに関する記事を熱心に読んでいたので、アート系の習い事をさせてもいいかもしれないと思いました。
中井さん:長男はまだ4歳で文字は読めないため、写真に多少興味を示すくらいでした。その中でも、地震や火災、天気といった自然科学分野に興味を示すことがわかったので、地球の図鑑をプレゼントしてみて、もっと興味を広げようと思っています。
畠中さん:わが家も似ています。3歳の娘は絵本の延長という感じで、新聞を手に取りながら数ページ見ていました。子ども向け新聞は、写真がたくさん掲載されているので、楽しく読めたような気がします。娘は特に魚の記事が気に入ったので「今度、水族館でお魚さんを見ようね!」と楽しく話せました。
木村さん:小学2年生の息子が気になった記事の内容を教えてくれ、子どもとの会話が自然と増えました。写真のある記事は特に記憶に残ったようで、これまでは興味がなかった分野の話が息子の口から出た時は驚きました。また、三男が英語に関する記事を興味深そうに読んでいたので、新たに英会話に通わせるかどうか夫と一緒に考え始めたんですよ。
河合さん:新聞は子どもの興味関心を知り、能力の伸ばし方を考える良い機会になると実感しました。7歳の娘が新聞に載っていた絵画コンクールの記事を興味深そうに見ていたので、絵やアートを学べる近くのスクールを探しました。また、子どもが興味を持った記事を解説してあげて、意見や感想を聞いてみると、自然と会話が増えました。
「活字に触れる習慣づくりにピッタリ」
―― 加藤さんは、新聞を読むことは親自身の成長になると話されていました。新聞への印象は変わりましたか。
鈴木さん:新聞を読むのは大学生の時以来でした。あらためて読んでみると、情報量の多さにびっくりしました。普段はネットニュースばかり見ているので、新聞を手に取ってみると新鮮さと懐かしさを覚えました。親子共に活字を読む習慣づくりには、とてもぴったりなツールだと思います。
中井さん:大人が子ども新聞を読んでみるのは面白かったですね。仕事と育児で忙しい中、質の高い情報を効率良く手に入れるのに役立つと感じました。世間の動きや社会問題が子どもにもわかるようにまとまっているので、何となく理解していた物事への理解が深まりました。継続して購読すると、親から子どもに社会で必要な知識やその背景を伝えるための素地が身につきそうです。
畠中さん:私も子ども新聞のわかりやすさに驚きました。例えば、環境問題や地方の過疎化についてわかりやすく、子どもでも興味を持てるように書かれていて、私も理解や考えを深める機会になりました。子どもがもう少し成長したら、親子で一緒に記事を読んで、扱われているテーマについて話し合ってみたいと思います。
吉田さん:私は、普段はスマホでニュースを見ている中高生の息子たちと新聞を読みました。新聞とネットニュースの違いについて親子で話し合うと、新聞にはネットではなかなか目にしない情報が豊富にあるという意見が上がりました。子どもたちは、社会面や国際面に関心を持ったようです。中高生はさまざまな社会問題に対する問題意識を醸成してもらいたい年頃なので、自分の関心事に合わせながら新聞でニュースや特集、コラムなどを読めるのはとても良いなと感じました。
親子の会話を増やし、子どもの志向に合う習い事を見つけよう
今回は教育ジャーナリストの加藤紀子さんへのインタビューと、子育て中のママ・パパ7人のリアルな声から、子どもの習い事を効果的に活用するコツを探りました。
習い事を選ぶ際は、子どもの「好き」を何よりも尊重することがポイントです。その上で、子ども自身が意欲的で楽しく続けられるよう、親が目標設定をサポートしてあげましょう。
子どもが興味関心を示すことを理解するためには、親自身が日頃からアンテナを張り、知識を増やすことが必要です。また、親子で積極的にコミュニケーションをとり、ちょっとした変化や成長を見逃さないことも大切になります。そのツールの1つとして、新聞の活用が効果的です。
子どもの志向に合う習い事は、自信ややる気を引き出し、自己実現の道を開くきっかけになります。だからこそ、親子で一緒に子どもの「好き」を大切にしながら、最適な習い事を見つけましょう。
加藤紀子(かとう・のりこ)さん
教育ジャーナリスト、教育情報サイト「リセマム」編集長
1973年京都市生まれ。東京大学経済学部卒。教育分野を中心に取材・執筆活動をしている。著書に、17万部のベストセラーとなった「子育てベスト100――『最先端の新常識×子どもに一番大事なこと』が1冊で全部丸わかり」(ダイヤモンド社、2020年)のほか、「ちょっと気になる子育ての困りごと解決ブック!」(大和書房、22年)、「海外の大学に進学した人たちはどう英語を学んだのか」(ポプラ社、23年)がある。
<調査概要>
【調査手法】インターネットアンケート
【調査対象】小学生の子を持つ親
【調査期間】2023年10月1~15日
【回答者数】300人
2024年3月14日公開
※インタビュー中のトピックは取材時のものです