「資格試験に合格」購読学生で2倍に

勉強への意欲や生活のメリハリが影響か


資格試験の勉強は、さぼりたがる自分との闘い。そこへ、助けとなりうる調査結果が出た。「大学在学中に、資格試験に合格した」と回答した割合は、非購読者で17.0%だったのに対し、購読者では倍の33.9%にのぼった。紙面では、自分と同世代、あるいはもっと若い世代の活躍が、日々取り上げられる。その姿に触れる読者は、自身も奮起し、勉強への意欲を保てるのかもしれない。さらに、購読者のほうが「生活リズムが良い(※2021年6月公開)」という調査結果も、以前ご紹介した。新聞は生活にメリハリを与え、勉強のサイクルを確立するのにも役立つのだろうか。自分との孤独な闘いに、新聞という援軍を呼ぶのも手だ。

 

【出典】
新聞科学研究所。2021年12月、全国ネット調査。
新聞購読者/非購読者における調査(N=2678)
※本調査では定期購読だけでなくコンビニや売店など店頭での購入も購読と定義する。

 

2023年2月8日公開