子どもが「勉強法」を持っている家庭の秘密は?
もうすぐ1学期が終わる・・・。それなのに、まだ自分に合った勉強のやり方が分からない。
子どもがそんな悩みを持っている親に、ぜひチェックしてほしい調査結果がある。
2021年の新聞科学研究所の調査で、「わが子は自分の学習スタイルを身につけている」と回答した割合は新聞を読んでいる家庭で51.6%、それに対し読んでいない家庭は34.3%と約1.5倍の差がついた。
【出典】新聞科学研究所。2021年12月、全国ネット調査。新聞購読者/非購読者における調査(N=2678)
※本調査では定期購読だけでなくコンビニや売店など店頭での購入も購読と定義する。
親が「新聞習慣」によって身につけた効率性や情報整理力は、子どもに勉強を教える際に、子どもの手本になる。親の的確なアドバイスによって、子どもは自分に合った学習スタイルを身につけられるのかもしれない。
「自分の子どもは勉強が好きだ」購読者が14.4ポイント高く
2019年調査では、新聞を読んでいる家庭の40.3%が「自分の子どもは勉強が好きだと思う」と回答。読んでいない家庭は25.9%にとどまった。

【出典】新聞科学研究所。2019年12月、全国ネット調査。新聞購読者/非購読者における調査(N=3090)
※本調査では定期購読だけでなくコンビニや売店など店頭での購入も購読と定義する。
新聞が話題を提供することで家族の会話が増え、子どもの好奇心を刺激するのだろうか。勉強嫌いな子どもに、頭を抱える親も少なくない。叱るだけでは火に油である。やる気を引き出す呼び水として、新聞をとってみるのもいいかもしれない。
興味のあるトピックとの出合いが、子どもの姿勢にも影響するはずだ。子どもの教育の一環として、まずは親の「新聞習慣」を始めてみてはどうだろう。