「うちの子、集中力がないかも…」「他のお家はどうしてるんだろう?」
お子さんのおうち学習(家庭教育)、気になりますよね。
そんなお悩みを抱えるママたちにオススメなのが、「しんぶんちゲーム」。
机になかなか向かってくれない子どもでも、ゲームを通じて楽しく学べるボードゲーム!
しんぶんちゲームが子どもたちの脳に与える影響を調査しました。
■ 脳波測定について
今回は8人の小学生に協力してもらい、しんぶんちゲームを遊んでいるときの脳波の動きを測定。
以下の五つの指標で測定しました(下図を参照)。
当日はニュースパーク(日本新聞博物館)で測定。
実験中も子ども同士でコミュニケーションを取ったり、ときおり笑い声が飛び交ったりするなど、いい雰囲気で脳波を測定できました。
■ 調査結果 その1 『集中度と興味度がゲーム前より20%以上アップ』
子ども達の興味度と集中度が20%近くアップ!
ストレス度は20%ダウン!
ゲームを楽しんでくれたことが分かります!
このグラフはゲームで遊ぶ前(事前安静)と各ミニゲームで遊んでいる間の、脳波の変化率を示しています。
全部で六つのミニゲームで遊んでもらい、それぞれの脳波の動きを調べています。
結果は集中力と興味度が特に高まりました。
また、ストレス度が下がっていることから、楽しんで遊んでくれていることが分かります。
「集中力が続かない…」「勉強に興味を持ってくれない…」
そんな子ども達が、さまざまなことに興味を持つきっかけになることが判明しました。
■ 調査結果 その2 『脳にポジティブな活性』
ゲーム中の子ども達は、事前安静時に比べポジティブな感情を抱く傾向があります。
脳も活性化しており、ゲームを楽しみながら頭を使っていることが分かります。
調査にあたり「ラッセルの円環モデル」を用いて、調査しました。
※ラッセルの円環モデルとは…
横軸にポジティブやネガティブの相対的な感情値(Valence) を、縦軸に脳の相対的な活性値(Arousal)をとった時、感情が円環状に並ぶというモデルです。
事前安静時は少し緊張していたのか、左下のネガティブで不活性な割合が高いことが分かります。
実際にゲームが始まるまでは子どもたちも緊張しており、会場はとても静かでした。
しかし、実際にゲームをプレーしてみると…
右上のポジティブで活性している割合が高くなりました。
ゲームに取り組むことで脳のポジティブな活性化が促されることが分かります。
■ 調査まとめ
しんぶんちゲームを遊ぶことで、
『集中力が高まり、興味の幅が拡張する』
『脳の活性化が促される』
ことが実証されました。
「長時間、机に向かって勉強するのが難しい…」
「ゲーム以外に興味がなさそう…」
そんなお子さんたちに活字に興味を持ってもらうきっかけとして、しんぶんちゲームを使ってみるのはいかがでしょうか。
2020年10月14日公開